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macOS 上の uFR リーダー ライター – FTDI ドライバーと通信アクセス許可のヒント

macOSのuFRリーダーライター #

FTDI ドライバーと通信アクセス許可のヒント #

macOSはLinuxとは構造が少し異なるため、Linuxユーザーが利用できる単純なスクリプトではリーダーとの通信を有効にすることはできません。 ソフトウェアとUSB接続リーダー間の通信を有効にする方法は、macOSのバージョンによって異なります。

Mavericks (バージョン 10.9) 以降の OS バージョンには、既に AppleUSBFTDI ドライバが搭載されています。 インターフェイスはFTDI kextと一致し、FTDI kextはアプリケーション層で使用するBSDシリアルポートを作成します。 アプリケーションは、ハードウェアと通信するためにシリアルポートを開きます。
一方、USB接続のμFRデバイスは、ユーザー空間からデバイスと直接通信するためのユーザークライアントドライバーを実装します(FTDI D2XXドライバー)。 したがって、ソフトウェアとの通信は、AppleUSBFTDI kext の存在によって影響を受ける可能性があります。 IOKit が既に AppleUSBFTDI ドライバーをデバイスに適合させているため、ソフトウェア アプリケーションがハードウェアとの接続を開くことができない場合があります。

この場合の解決策は、FTDI D2XXをインストールする前にAppleUSBFTDIドライバをアンロードすることです。 インストール手順は https://www.d-logic.com/knowledge_base/ftdi-drivers-installation-on-64-bit-macos/ にあります。

一部のmacOSバージョンでは、アプリケーションにバンドルされているD2xxHelperのインストールによってVCPがブロックされる可能性があります。 VCP とこのようなアプリケーションは相互に排他的です。 VCP を強制的に使用するには、D2xxHelper を無効にします。

cd /Library/Extensions
sudo mv D2xxHelper.kext D2xxHelper.disabled
reboot

D2xx を強制的に使用するには、D2xxHelper.disabled の名前を D2xxHelper.kext に戻し、再起動します。

uFR Reader Writer サンプルソフトウェアの実行権限も、[セキュリティ&プライバシー/全般]タブで有効にする必要があります。

Mac用のFTDIドライバの読み込み